
九年目の、あついあつい、夏。
暗くて 深い、夜の空に、
ひときわ つよく輝く、白き星を、みつけた。
こんなところに、いたなんて。
なぜ、今まで、気づかなかったのだろう。
わたしの 愛しき魂は、
悲しみの底になど、決して、沈んでは いなかった。
やすらぎに満ちた、静寂のかなたで、
こんなにも 誇らしげに、微笑んでいる。
死することは、星に なること。
おとぎ話のような その死生観は、
もしかしたら 限りなく、真実に近いのかも、しれない。
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