2018年06月12日

ギリシア神話「パンドラの箱」

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パンドラは、神々が人類に送った最初の女性と言われています。

パンドラが持たされた箱(壺)には、何が入っていたのか。
そして、最後に残っていたのは何だったのか。

箱の中には、ありとあらゆる悪いもの「災厄」が入っていて、
蓋を開けてしまったパンドラによって、それが世界中に広まってしまうが、
「希望」だけは箱の中に残っていた・・・
というのが、一般的には多く知られているのかな?

そうではなく、箱の中には、たくさんの幸福・善いものが入っていて、
開けてしまったために、みんな逃げて行ってしまうのだけども、
希望だけは残ってくれた・・・
なんていう説もあり、このお話の解釈は様々です。


ところで、もし、箱の中身が「災厄」であったのなら、
どうして「希望」が、そんなものたちと一緒に入っていたのか。

パンドラの箱について、ちょっと調べていたらば、
「希望」こそが苦しみの根源、つまりは「災厄」なのだ・・・
といった考え方があることを知り、思わずハッとさせられました。

なるほど・・・確かに。
希望があるからこそ、人は一縷の望みに賭け、もがき苦しむのかもしれません。

けれども、これをさらに言い換えるならば、
「希望」が照らし出す苦しみだからこそ、
人は、その困難を耐えられるのだ、とも言える。

光と影のような・・・そんなものなのかもしれないな。
なんて、思ったりなんかして。






posted by ただゆめこ at 05:06| ギリシア神話を描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする