藍色の星たちへ

こころの詩を描く旅。

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『まなちゃんのピアノ』 ただゆめこ



下の姪っ子の誕生日プレゼントに、絵本を描きました。

実は、肝心の誕生日は、とっくに過ぎています。

あろうことか、日にちを間違えてしまったのです。

誕生日に間に合わなかった手前、
生半可なプレゼントをあげるわけにはいかないな~と悩んでいるうちに、
さらに月日が経ち……

そうだ!絵本を描いてあげよう!と、
昨年暮れに、ようやく思い立った次第です。

下の姪っ子ちゃんはピアノを頑張ってるので、ピアノを取り入れたストーリーに。
私自身もピアノが好きなので、
絵本の構想は、わりとスムーズにいきました。


絵は、水彩絵の具で描いています。
絵の具を使って絵本を描いたのは、これが初めて。

アクリル絵の具にするか、水彩絵の具にするか迷いましたが、
のびのび自由気ままな感じに、さらっと描きたかったので、水彩を選びました。


今までは、色がガシガシ塗れて、いくらでも直しのきくアクリル絵の具のほうが
自分には合ってると思っていたのですが、
今回、絵本1冊分の絵を水彩で描いてみて、その手軽さと楽しさを実感。

絵の具の粒子が水に流れていく感じといいますか、
一期一会的な色の偶然性は、やっぱり水彩ならではの醍醐味だな~と思います。


ちなみに、絵本を見た姪っ子が口にした言葉は、「すごい……」の一言。
喜ぶというよりも、なんだか驚いた様子でした。

この絵本、姪っ子の心にはどう映ったのかな~と思いつつも、
私自身は、むちゃくちゃ気に入っております!
絵本の中にいるのは、姪っ子というよりも、私自身だと言ったほうがいいかもしれません。


★★★ 絵本は、【 絵本ひろば 】というサイトで公開しています ★★★
ちょうどコンテストが開催されていたので、参加してみました。
一人でも多くの人に読んでみてもらえたら、嬉しいです。

『まなちゃんのピアノ』 ただゆめこ




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年末のご挨拶ができないまま、新年となってしまいました。

今年こそは頑張る! そう誓ったのが、ついこの間のことのように、
気がつけば、もう2019年。

昨年の暮れは何かと慌ただしく、
母が人生初の手術を受けたりなど、いろいろありましたが、
こうして無事、新年を迎えられたことに感謝しています。

今年は亥年。
猪突猛進するくらいの勢いで、もっともっと必死になって、頑張りたいです。





10月下旬に、ダウンロード販売サイト「DLmarket」の個人情報流出についてお知らせしましたが、
12月25日、その事案について再び「DLmarket」からメールが届きました。

不正アクセスが発覚した最初の発表では、
「流出した可能性のある情報は、メールアドレス/氏名/会員IDのみ」とのことでしたが、
調査の結果、クレジットカード情報の一部が流出した可能性のあることが判明した。とのこと。

まさか、2か月も経ってから
こんな連絡がくるとは思ってもいなかったので、
非常にショックです。

個人情報が流出しただけでも不安なのに、
クレジットカード情報まで含まれている可能性があるだなんて、
これは非常に深刻な問題だと思います。


「DLmarket」のサイトを確認したところ、
カード情報流出の懸念があることがわかったのが、2018年11月12日。
この時点で、「DLmarket」はカード決済およびサイトを停止しています。

問題となっているのが、
2018年10月17日22時05分から2018年11月12日21時50分という期間。

この期間内に、クレジットカード決済ページにクレジットカード番号を入力された方が
カード情報の漏洩の可能性があるとのことです。


「DLmarket」を利用したことのある方は、
今回の事案についてのメールが、「DLmarket」から届いているかと思います。

私のイラストを気に入ってご購入くださった方が、
もしも被害に遭われていたらと思うと、心苦しくてなりません。

下記ページに、今回の個人情報流出についての詳細が記載されていますので、
今一度、しっかり確認しておいていただきたいです。
ご迷惑とご面倒をお掛けしますが、どうか、よろしくお願いいたします。

「DLmarket」不正アクセスによる個人情報流出に関するご報告とお詫び





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私にしてはめずらしく、ちょっとおしゃれな感じの絵ができました。

色画用紙に描いた絵を、Photoshopで適当にいじって加工したものです。






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ちなみにもとの絵はこんな感じ。

Photoshopで加工するのは楽しくもあり、ちょっとくやしくもある・・・。
お遊び程度にいじる分にはいいかな。




なぜこんな絵を描いたかといいますと、この間、夢の中で、とある芸人さんが、
くるくるオレンジの巨大なかつらをかぶってステージに立っていたのです。

そして、赤いワンピース。
なんというか、ミュージカルのアニーと魔法使いサリーちゃんを
足して2倍したような感じといいましょうか。

顔が白くて、オレンジ色のかつらが映えること! 
実際にやったら、絶対面白いと思うんだけどな~

本人に伝える術もないので、お絵かきして自己満足した次第です。






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自宅二階の一室が、テレちゃん専用の部屋だった。

テレちゃんは、もともとは野良である。
先住猫のミカちゃんと仲良くなれるまでは、ある程度、部屋を分けておく必要があった。


外で自由気ままに暮らしていたテレちゃんにとって、
閉ざされた家の中で生きることは、相当なストレスとなる。
私はせめて少しでも、テレちゃんに良い環境を与えてあげたかった。

二階の一室だけでなく、
もっと自由に家の中を歩き回れるようにしなければ……。

そんなわけで、一階をテレちゃん、二階をチロ&ミカちゃんの生活スペースにしようと考えた。



ところが、テレちゃんを抱っこして強制的に一階のリビングに連れてきても、
すぐに二階の自分の部屋に戻って行ってしまう。

一階の部屋は、まだ未知の場所。怖いのだろう。

私は、テレちゃんが自分から階下に降りてくるのを待つことにした。
焦りは禁物なのだ。



けれど数か月が過ぎても、
テレちゃんの生活ベースは、相変わらず二階の一室のままだった。

みんなが寝静まった頃に、こっそり降りてきて
リビングのコタツに入っていたりすることはあるものの、
そうでないときは、階段の影から、一階の様子を静かにうかがっている。


一階と二階をつなぐ階段が、テレちゃんのボーダーラインになっていた。

「テレちゃん、こっちおいで~」と優しく言っても、降りてこない。
階段の真ん中で、じっと私の顔をみつめている。
白熱灯のオレンジの灯りの下で、テレちゃんの瞳はまあるく黒目を帯び、
ますます愛おしく思えた。




そんなテレちゃんが、亡くなる前日の夜、
初めて、自分から一階のリビングへとやってきた。

とても驚いたし、うれしかった。本当に。
自発的に来てくれるのを、ずっと待っていたから。

ちょうど焼き魚があったので、その身をほぐし、テレちゃんに差し出すと、
テレちゃんは私の指にしゃぶりつくようにして、
ハグハグと、勢いよく食べてくれた。


本当のことを言うと、テレちゃんは長い間、酷い口内炎に苦しまされていた。

手作り食をペースト状にして与えたり、サプリメントをあげてみたり、
マヌカハニーや熊笹、いろんなことを試したけれど、
大きな効果はなかなか得られない。

頼みの綱のステロイドも、あまり効いているようには思えなかった。

そんなテレちゃんが、痛み声をあげることなく、
私の目の前で、おいしそうに魚を食べている。

これは本当に、心底うれしかった。

テレちゃんはきっと良くなる。絶対、元気になってくれる……。
私は、疑いのない希望を感じていた。

テレちゃんが次の日 死んでしまうなんて、
私は、これっぽっちも思ってなどいなかったのだ。
まったく。微塵たりとも。


今考えれば、これはテレちゃんの「お別れのあいさつ」だったのだろうと思う。
テレちゃんは最後の夜を、私と一緒に過ごしてくれたのだ。

明け方までテレちゃんは、ずっとコタツに入っていた。
徹夜する私の足元で、甘えたような顔をして、幸せそうに、丸くなっていた。



思い返したなら、ぶーちゃんのときも、そうだった。
亡くなる前日の朝、私の枕元にとびのってきたのだ。

そんな動きなどできないほど、日に日に弱っていくばかりだったから、
ぶーちゃんが、久しぶりに甘えてきてくれて、とても嬉しかったのを覚えている。

このときも私は、これならきっとぶーちゃんは大丈夫だと、
必ずまたきっと良くなってくれると、かすかな希望を抱いていた……。



階段をのぼるテレちゃんの姿。
ずっと描きたいと思っていた。
けど、なかなかできずにいた。

五年目を迎えた今。やっと描きとどめることができてうれしい。


私にはまだまだ、描きたい絵がある。
描いておかなければならない。もっと。もっと。






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らくがき帳に なんとなく描いた絵が、結構気に入ったりするときがある。


そんな絵は スキャンしておいて、
ときどきPhotoshopで ちょこっと色をつけたりなんかする。

そうすると、また違った雰囲気になって、なかなかおもしろい。




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どっちがいいかな~、
う~ん…、やっぱボールペンが好きなんだよな~と、
誰に聞かれるわけでもないのに、勝手に一人で悩んでいたりする。








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部屋の一角に、大切な写真が飾ってあります。

チッタとぶーちゃん、そして、テレちゃんとチョビの写真。

毎日必ず、一度は手を合わせます。


10月に入り、秋めいてきたある日のこと。

ものすごく嬉しいことがあって、
わたしはみんなの写真に手を合わせながら、お礼の報告をしていました。


カーテン越しの柔らかな日差しの中。

静けさを抱えるように、一人写真と向き合っていると、
何とも言えない、厳かな気持ちになります。

わたしは いつも以上にゆっくりと、
感謝の思いをこめて、愛猫たちの写真をみつめていました。



2枚の写真が、木製のシンプルなフレームに、それぞれ入っています。

羽毛布団の中から顔を出してるぶーちゃんと、
その横でゴジラみたいな顔してあくびしてるチッタ。

小雪のちらつく日。ダンボール箱の中で、仲良く暖をとるテレちゃんとチョビ。

ふふふ。 本当に、いい写真だなぁ・・・


愛おしむように、カメラ目線のテレちゃんのお顔を、
じーっと みつめていた、そのときでした。

写真の中のテレちゃんが、突然リアルに、浮き上がって見えてきたのです。

テレちゃんだけじゃありません。チョビもチッタも、ぶーちゃんも!

わたしの目には、写真なんかじゃ、ない。
鮮やかな命が、そこにそのまま生きているかのように、思えました。

なんと言ったらいいのか。

写真の枠の中に異空間が広がっていて、そこで今も変わらず生き続けているような、
それを見ているような、そんな感じです。


その瞬間、無性に涙がこみあげてきました。

あぁ、わたしは、守られている。
こんなにも、守られているのだ。

そう思ったのです。

うまく言えないけれど、ひとつの喜びの中に、一緒にいるような気がしました。
生と死を越えて、再び会えたような。 同じ魂を、共有しているような。


わたしたちは、こんなにもすぐそばにいるのだ。
いつだって。
心から、そう思えた瞬間でした。

とても、とても、不思議な感覚でした。







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姉への誕生日プレゼント。今年は木彫りです。


「あふれる愛」で、これからも温かな家庭を守っていってほしい
という願いをこめて。







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これまでの木彫り作品は、茶系で木を地塗りしてたのですが、
今回は、ハートを淡いピンク色にしたいなと思ったので、
地塗りは白にして、着色しました。

やっぱり地の色が違うと仕上がりも全然変わってきます。
なかなかいい感じの色味。結構透明感があり、木目もよく見えます。







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すごくかわいい! と、今年も無事、喜んでもらえました。
よかった、よかった♪






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テレビをつけ、座椅子にぼ~っと座っていたら、
フクロウの可愛い映像が流れ、なんとなく見ていました。

そしてそのあと、とある映画を、そのままなんとなく見ていました。

映画の中に出てくる建物やアンティークのインテリアがとても素敵で、
私の意識は、自然とそちらへ向かっていきました。

ロココ調のカーテン。ビロードのソファ。
壁の随所に飾られた油絵が、チラリチラリと目に映ります。

そのときです。

私の脳裏に、古びたフクロウの絵のイメージが、突如ボン!と湧き上がりました。
厚塗りの、ちょっと角ばったシュールな感じです。

どうやら直前に見たフクロウの映像と、映画のアンティークな重厚感が、
自分の頭の中でミックスされたらしく、
混ざり合って出てきたそのイメージが、あまりにも鮮明だったので、自分でもびっくりしました。

これは描いておかなきゃと思い、描いたのがこの絵。

言わずもがな、描きたかったものとは全く異なる出来栄えです。

色鉛筆で描いたもんで、ふんわりふわふわ。
重厚感とは程遠い、ぜんぜん真逆のものになってしまいました。

まあでも、「フクロウを描きたいのだ」という思いは留めておくことができたので、
これはこれでよしとします。






昨日、ダウンロード販売サイト「DLmarket」の運営事務局からメールが届き、
「不正アクセスによる個人情報流出の可能性がある」との知らせを受けました。

非常に、ショックです。
「DLmarket」で、私はいくつかのイラストをダウンロード販売しています。

自分のイラストを気に入り、ダウンロードしてくださった方に、
このような迷惑が及んだのかと思うと、
本当に心苦しく、腹立たしさと申し訳ない気持ちでいっぱいです。


実はだいぶ前のことですが、
私自身も他の某サイトで、同じような被害にあったことがあるのです。
その日を境に、登録していたメールアドレスに、気味の悪い迷惑メールが毎日届くようになり、
プライベートでも使っていたアドレスだったので、
アドレスを変更するにも、それぞれ個別に対応しなければならず、
ものすごく面倒で大変な思いをしました。

これに懲り、私は今はサイトの登録用とプライベート用とで、複数のアドレスを使い分けています。


ネットでつながっている以上、不正アクセスの危険性は常に付きまといます。

ネットショッピングなどでサイトに登録するアドレスは、
万が一にも個人情報が漏れた際のリスクを考え、
いつでも使い捨てできるものにしておいたほうがいいです。


「DLmarket」から個人情報流出の対象者として連絡を受けた方は、
不審なメールが届いても開封せず、速やかに「DLmarket」に連絡してください。
「DLmarket」が、パスワードやクレジットカード情報などを聞いてくることは絶対にありません。
不審なメールに記載されたURLや添付ファイルを開いたりしないよう、くれぐれも注意してください。


「DLmarket」のホームページに、今回の個人情報流出についての詳細が記載されています。
お問い合わせフォームの案内もありますので、そちらもしっかり確認しておいていただきたいです。
ご迷惑とご面倒をお掛けしますが、どうか、よろしくお願いいたします。

【ダウンロード販売サイト「DLmarket」の個人情報流出の可能性について】







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