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放送は終わってしまいましたが、
NHKの土曜ドラマ「ボーダーライン」に夢中です。
新人消防士が成長していく姿を描いた物語なんですが、
阪神・淡路大震災や東日本大震災を絡めた第2話あたりから、
このドラマはすごい・・・と一気にのめりこみだし、
今も毎日のように、何度も何度も観ています。

ドラマの題材、脚本、カメラワーク、
そしてなんといっても、すべての役者さんが本当に素晴らしい。
消防士たちの抱える苦悩や葛藤、人間の心情というものがとてもリアルに伝わってきます。

特に、主演の小池徹平さんには驚きました。
可愛すぎる容姿と少年のような澄んだ声が独特なのに、
ドラマの中で「小池徹平」という本人を全く感じません。「演技」を感じさせない。
ちょっとしたしぐさや表情、「は?」とか「え?」とかいう言葉にすら、役が息づいている。
こんなにすごい役者になっていたのか・・・!と、感動すら覚えました。

人間を描いた骨太な作品。
登場人物の一人ひとりがとても魅力的で、
何度観ても、胸にぐっとくる。

このドラマを見逃さなくて、本当によかった!
最近ずっと気持ちが沈みっぱなしだったんで、元気をもらいました。
何かに感動するって、やっぱり大事だな。。。