藍色の星たちへ

こころの詩を描く旅。

2014年09月

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夏の日のこと。
ぼ~っとテレビを眺めていたらば、
視界の端で、何か黒いのが足もとに見えたんです。



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「もしやゴキブリかっっ!?」と思い
ガバッと勢いよく身を起こしたらば、
あらまぁ、小さな小さなだんご虫ちゃん。



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短い足を総動員して、よいしょ、よいしょと、一生懸命進むだんご虫。
子どもの頃、つっついてはよく遊んだものです。
だんご虫をみつけると、私は今だに、なんだか嬉しくなります。



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つい、悪戯心がわきあがり、
試しにふぅ~っと、優しく息を吹きかけてみたら、
くるっ!と、一瞬でまあるくなっちゃった!

驚くほどの機敏な反応。この上ない絶妙なタイミング。
その素早さがなんともコミカルで、かわいくって。

私の前でしばらくじぃ~っと丸まっていただんご虫ちゃんは、
何も起きないことを悟ると、よいしょよいしょと再び歩きだしました。

小さな小さなだんご虫。
ひたすら進みつづけるその姿に、なんだか勇気をもらった私なのでありました。





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愛猫チッタの絵です。

チッタの写真はいっぱいあるけど、
自分と一緒に写ってるのは、ほんの数枚しかない。
悲しいから、絵にしました。

チッタのいない夏が、もう12回も過ぎ去ってしまったなんて。
わたしの中では、今も何も、変わっていない。
チッタは私の、永遠の十字架。




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