藍色の星たちへ

こころの詩を描く旅。

2017年11月

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一本の、小さな ろうそくが、

暗闇を そっと、照らしだすように、

人は 祈ることで、

心、救われる瞬間が、確かに ある。

消えないように。

消されぬように。

今日もわたしは、わたしの祈りを、ともしつづける。








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艶肌の 眠りし皿に 筆とらば
沸き立つこけしの 
嗚呼、いいお顔




絵付け用にと買っておいた白い丸皿。
何年も戸棚にしまったまま、長いこと眠っていましたが、
このたびようやく、絵を施すことができました。

このお皿、普通の平らなものとは違います。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、お皿の中央がまあるくくぼんでいるんですよ。




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う~ん。いいお顔だな~





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長いんです。猫の首は。

たぶん、あなたが思っているよりも、
ず~っと ずっと、長いんです。

びっくりするくらい、
にゅ~っと、にゅっと、静かに、伸びるんです。

それは、猫と暮らすものだけが知っている、秘密。

「いとをかし」な、秘密です。






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姪っ子ちゃんへの誕生日プレゼント。 今回は、ヒノキの端材を使った木彫りです!

ピアノを頑張ってる姪っ子ちゃんですが、
何やら、生け花も最近ちょこっと始めたらしく、
お花も好きなのか~と思い、白いお花を抱えてます。

絵の具はたっぷりの水で、うす~く着色。
洋服の水色が、とってもいい感じで、
わたし好みの、ノスタルジックな仕上がりにできました☆





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裏面には、HAPPY BIRTHDAYの文字を。

ヒノキだからいい匂いがするよ、と言うと、
姪っ子ちゃんはお鼻を近づけて、クンクン・・・・・ 「いいにおい~!!」
とっても喜んでくれました。





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立体作品は、見る角度や光の加減によって、いろんな表情を見せてくれます。
それを写真にとるのも、楽しみのひとつです。






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最近ぜんぜん絵を描いていなかったので、
久しぶりにボールペンで描きました。

以前から、舞妓さんを描きたいなと思っていて、
ちょっと画像検索したら、ものすごい美しいお方を発見!
かなり昔の白黒写真でしたが、思わず、スケッチさせていただきました。

お顔は似てませんが、はんなりとした雰囲気が、なかなかいい感じに描けたかなと思います。






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そしてこっちは、マリー・アントワネットの少女時代の肖像画を参考に。
これもまたお顔は似てませんが、首から肩にかけてのラインが、
描いていて、とてもいい勉強になりました。






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そして最後はこちら。音楽の父、バッハです。
ど~ですか! これは似てるでしょう!!

好きな音楽家の名前をあげるとしたら、まずはバッハです。
なんて、特別詳しいわけではないのだけども、
小学校の時に、小フーガ ト短調(BWV578)を初めて聞いたときは、本当に衝撃的に感動しました。

そしてなんといってもあのお顔が、わたしは好きなのです。
肖像画でしか知らないけども、あの尋常じゃなくキリリとした眉に、
包み込むように慈悲深い、温かなまなざし。

自分で言うのもなんですが、なんとも味わい深い、バッハ様が描けました。

やっぱりボールペン、最高です!






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