藍色の星たちへ

こころの詩を描く旅。

2017年12月

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一年の終わりになると、晦日地蔵(みそかじぞう)が、わたしの前に 現れる。

今日くらいは、ふてくされたりせず、

今あることの、すべてに、心からの感謝を 捧げたい。

大事なのは、自分を生き抜く、ということ。

わたしは、わたしを、あきらめない。


良いお年を。






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わたしの 帽子は、魔法の、帽子

かぶれば 世界が、七色に、変わる。

沈んだ 心だって、嘘のように、

気分は もう、極上の、ベルベット。

わたしの 帽子は、魔法の、帽子

醒めない夢を、ずっと、みている。








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非常に落ち込み、2日間何も食べず、
のどが渇いたのでワインをがぶ飲みしていたらば、
案の定、2時間後に嘔吐。

まるでテレビドラマか何かのように、
自分の口から、赤いものが グプッと勢いよく飛び出したので、
「ああ、ついに私も、とうとう血を吐いたか・・・」
と、妙に覚悟めいたものが、一瞬こみあげたのだが、
なんてことはない。その赤は、単なる赤ワインの、赤なのであった。

私はいったい、何をやっているんだか。
そういえば、20代の若かりし頃にも、同じように、
アメリカンチェリー&ビールで、まやかしの血を吐いたことがあった。

まったく。相変わらずのアホだなと、しみじみ実感。

恥ずかしい失態は、笑いに変えて、とっとと消化するべし。
きたない話で、ごめんなさい。






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ある日のこと。

走り出そうとする車の後部座席で、
窓をぼんやりと眺めていた私は、「あ!」と声をあげた。

すずめと目が合ったのである。

庭の柵の上に、ちょこんとまあ、かわいく止まっている。

あまりにもじっとしていたので、
自分がすずめと見つめ合っていると気づくのに、一呼吸の時間を要した。

ふっくらと、まあるい、ちいさな体が、
絶妙な太さの棒の上に、笑っちゃうほど見事に乗っかっている。

おお、なんという、奇跡的な可愛さ!

走り出す車の中で、私は窓にへばりつき、
「すずめちゃん!すずめちゃ~~~ん!!」と叫んだのであった・・・






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かわいい、かわいい。

わたしの、テレちゃん。

その魂の、わたしは ゆりかごとなって、

愛しき ぬくもりの、永遠(とわ)を

胸に 抱く。







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この絵を見てると、なんだかちょっと、元気になれる。

自分の絵を、そんなふうに思えたのは、初めてかも。

絵の中で、色が響きあっている感じがして、
とても、気に入っています。







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