藍色の星たちへ

こころの詩を描く旅。

2019年09月

illustrator_bokashi.jpg


adobeの「illustrator」というソフトがありまして、
今、一生懸命、勉強しております。

実は3年ほど前にも、「1年ライセンス」で購入したことがあるのですが、
すぐに挫折してしまい、ろくに使いもせず、非常にもったいないことをしました。


adobe製品は「photoshop elements」を持ってるので、
デジタル的なことは、それでなんとかやっていこうと思っていたのですが、
様々なコンペに積極的に参加していくには、
「illustrator」のスキルがどうしても必要になってくるという現実にぶち当たり、
先月、意を決して、再び「1年ライセンス」を購入した次第です。

今まで、グラデーションツールが嫌いで、まったく使ったことがありませんでしたが、
「グラデーションメッシュ」や「ぼかし」の効果を、ほんのり効かせると、
パステル画のような温かみのある質感が出せることを知りました。


丸っこい三角を連ねた、赤い飾り枠が気に入ってます。






aster_ezogiku5.jpg



ブログにはあまり載せていませんが、
最近、草花を描くことがとても多くなりました。

この絵は、お仏壇に飾っていたアスター(エゾギク)をスケッチしたもの。
丸っこい小さなお花が、枝分かれした茎の先々にたくさんついていて、とても可愛いです。


きんとんみたいに、ぎっしり咲いてる子もいれば、
アポロチョコみたいにギザギザしてる子。
飴玉みたいなぷっくりした蕾が、あちこちに。

緑のガクがふさふさしてて、どれもなんだか美味しそう。
一つ一つが、色も形もとても表情豊かで、ずっと眺めていたくなります。


以前は花を見ても、きれいだな~と思うだけで、
「描きたい!」とは、正直あまり思いませんでした。

それが変わったのは、バラの老木のできごとがあってからです。

草花の命のたくましさ、健気さ。日々変わりゆく、美しさ。
愛おしいな~と、純粋に、そう思います。


ちなみに「アスター」とは、ギリシア語で「星」という意味だそうで。
現代に生きる私は、食べ物にばかり例えてしまいましたが、
遥か昔の人々は、花の咲く姿を星に見立てていたということなのですね・・・






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